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基本法律用語の解説

利率とは?

利息は,通常,利率という一定の割合によって金額が算定されることになります。ここでは,この利息の利率について,東京 多摩 立川の弁護士がご説明いたします。

利息の利率

利息とは,一般的には,元本(元金)債権の所得として,元本債権額とその存続期間に比例して発生する金銭のことをいいます。元本利用の対価といってもよいでしょう。

この利息は,通常,元本額に対する年○○パーセントの割合という形で,一定の割合的な金額として計算されて支払われることになります。

月単位で利率を計算する場合もあります。その場合には,月○○パーセントの割合という形になります。また,日掛けといって,1日単位で利率が定めれられるということもあります。

この利息の金額を算定するための元本に対する一定の割合のことを,「利率」といいます。「金利」というような言葉が使われる場合もあります。

>> 利息とは?

法定利率と約定利率

この利率には,法定利率と約定利率とがあります。

法定利率とは,法律で定められた利率です。法定利率の場合,その割合がどのくらいとなるのかは,法律によって具体的に定められています。原則的な法定利率は民法に定められており,年5パーセントとされています(民事法定利率)。

他方,約定利率とは,当事者間の合意によって定められた利率のことです。この約定利率の場合には,当事者間の合意によってどのくらいの割合にするかを定めることになります。

法定利率が定められている債権についても,約定利率を定めることができます。約定利率を定めた場合には,法定利率よりも約定利率が優先されることになります。

例えば,法定利率は年5パーセントであるという債権について,当事者間の合意で年10パーセントの約定利率を定めたとすれば,その債権については約定利率が優先され,年10パーセントの利率であるということになるわけです。

もっとも,約定利率であるとっても,限界はあります。どのような利率でもよいというわけではありません。貸金・借金の場合には,利息制限法によって,借主保護のために,定めることができる利率に上限が設けられています。

なお,利息には,法定利息と約定利息があります。法定利息とは,法律の定めによって当然に発生する利息のことをいい,約定利息とは,当事者間の合意によって発生する利息のことをいいます。

この法定利息と約定利息の問題は,あくまで利息の発生の問題です。利率を何パーセントにするかはまた別の話です。したがって,法定利息・約定利息の問題と,上記の法定利率・約定利率の問題は別次元の問題ということになります。

そのため,約定利息だからといって当然に約定利率となるわけではありません。約定利息であったとしても,当事者間で約定利率を定めていなければ,法定利率によって利息の金額が計算されることになります。

借金の場合の利息の利率

借金,すなわち貸金債権は,法定利息が付されるものではありません。つまり,借金に利息を付けるには利息契約が必要です。約定利息が付けらられた場合,さらに当事者間で約定利率を定めれば,その利率が適用されます。約定利率を定めなかったときは,法定利率が適用されます。

借金(貸金債権)の法定利率は,貸主が会社・事業者であれば,商事法定利率による年6パーセントの割合となります。他方,貸主が個人であれば,民事法定利率による年5パーセントの割合となります。

他方,過払い金には,貸金業者が悪意の受益者であれば,過払い金に対して法定利息が付される場合があります。過払い金について約定利率を定めるということは考えにくいので,基本的に法定利率が適用されます。過払い金の法定利率は,年5パーセントとされています。

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